2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

イラク邦人人質事件(詩的日記)

また、イラクで人質事件が起きました。殆ど、ニュースも速報もみていません。耳を塞いでできるだけ聞かないようにしています。 前の事件もそうですが、私は過剰に人質になった日本人に感情移入してしまいます。それは、無駄で意味のない過剰さです。イラクで…

噂で知ったのですが、ハーバーマスが受賞した京都賞は賞金が五千万円だそうです。ごせんまん…そりゃー、日本に来ますよね。 あと、どうでもいい話なんですが、ガダマーはつい最近まで生きていたらしいですね、しかも98歳まで学会に出てたとか。手を挙げて…

市民と国民の闘い

愛・蔵太さんのブログで、プロ国民という言葉を知りました。http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20040902 2チャンネル等では、市民運動をする人々をプロ市民と呼ぶのは、すでに定着しつつあるようですが、国家主義を唱える人を逆にプロ国民と呼ぶという戦略…

ハーバーマスのデリダへの追悼文の翻訳が、2ちゃんねるで流れているようです。http://d.hatena.ne.jp/paris00/200410142ちゃんねるのスレッドはこちら。http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1097362554/140-142消えちゃうとなんですので、こちら…

ハーバーマスがやってくる。

予想以上に、はてなダイアリでデリダの死に触れている人が多くて驚きました。でも、ポストモダンの「終わった」人と、一部で言われているのはショックです。私は後期の政治的転向後のデリダに注目していたので。哲学者として、というよりは、一人の政治的主…

追悼講演会

浅田彰と柄谷行人が法政大学で10月30日にやるらしいです。…なんだかなぁ、という2人です。まだ、高橋哲哉とか鵜飼哲とかの方がぴったりきたかもしれません。「現代思想」や「未来」(未来社)あたりがきっと特集を組むので、それを待ちたいと思います。

ジャック・デリダの死

未だに実感がありません。デリダが死んでしまいました。別に私は、彼と面識があるわけでもなく、著作もロクに読んでいないし、決して良い読者ですらなかったのですが、それでも衝撃は小さくありませんでした。サイードが死んだときには、残念ではあったけれ…